匿名主 2016-07-20 21:25:21 |
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(思わぬタイミングでずっと甘えても良いのだという許可を貰うとつい頬が緩みかけるが、暗にこの間のようなことはするなと告げる相手を前にきゅっと唇を引き結べば「…それだけ、じゃなかったら怒りますか…?」羞恥にそらしてしまいそうになる視線を相手に向けながら甘える程度では意地悪にはならないと仄めかし。自分の訴えは身をもって知っているとばかりに囁かれると、まさしく想いを抑えきれずに暴走してしまったあの夜の記憶が蘇り「でも――っ…」すぐ反論しようとするがちょうど口づけをされてしまうと言葉は甘い吐息に変わり、しばらくじっと唇の温もりを感じてから顔を離せば「…でも…本当は、あれよりもっともっと凄いですから」あれくらいでは想いの丈の半分も伝えられていない。はにかんだ笑みでさらりと恐ろしいことを言っては今度は自ら唇を重ねて。夢現の心細さに吐息を震わせ、言葉にならない呟きで何度も何度も相手を呼ぶ姿は目覚めている時よりもずっと切実に相手を求めており。再び寝耳に囁かれてようやくふっと表情を緩めると「…良かったぁ…稜様がいなくなっちゃうくらいなら…私…」その拍子に一粒涙を零し、絡めていた手を何かを捕らえるように伸ばせばこつんと相手の首筋に指が触れ、ささやかな衝撃にようやく薄らと目を開けて「…あれ…?」と寝ぼけた一言を)
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