匿名主 2016-07-20 21:25:21 |
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(繋いだ手をもう振り払えないほど強く握り返されると、いつもなら安堵と嬉しさを感じるその力強さも今は相手の中の怒りが伝わってくるように感じられてしまいますますうなだれて。せっかく再会できたのに言葉を交わせないのは寂しく、とはいえ何か言おうとしても罪悪感に邪魔されて黙りこんでしまいのしかかる沈黙は徐々に重みを増していき。頭によぎった彼の名前を出したのはそんな状況をどうにかしたかったせいかもしれない。しかし相手の反応はいつものような同意や相槌ではなくて「え?…っ違います、そんなつもりじゃ…」予想外の言葉に弱々しく首を振り、困惑と焦りに視線を泳がせながらとにかく弁解しなければと「ただ、あんなに親切にしていただいたのに挨拶も出来なかったから…。本当に優しくしてくださったんです。色んな話もしてくれて、稜様のお話もたくさん聞いて…」相手の心境も知らず、自分が彼にどれだけ助けてもらったか、どれだけ世話になったかを納得してもらうために必死に訴え)
(/ありがとうございます、ではキリの良いところまでお付き合いくださいませ!)
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