匿名主 2016-07-20 21:25:21 |
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(微笑む相手にまた明日こんな風に褒めて貰えるのかと想像すれば、物心ついてから初めて朝が来るのを楽しみに感じて。その上相手のタンクトップまで着て良いという言葉に新品の服を与えられた時と同じくらい心が弾み「――はい、大切にします。頂いたお洋服も…稜様のお洋服も」一層明るく答えては追いついた相手の隣に意識せずともぴたりと寄り添い。しかしいくら楽しくて嬉しくてもリビングの時計を見れば夜は大分更けており、嫌な事もあったがそれさえ忘れられるくらいの温もりを貰った一日が終わってしまうのが嫌で「…もうひとつだけ、我が儘を聞いてくださいますか」相手の腕をおずおずと両手で掴んでは、甘えるように身を寄せながら今度は静かな声で問いかけて「今日は、お風呂だけじゃなくて…眠るのも、稜様と一緒が良いんです」素敵な部屋とベッドを与えられているだけに言い淀みつつも、せめて今日だけはと心のままに欲張りを言って)
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