* 2016-07-18 22:32:33 |
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目が覚めるとそこは住み慣れた築50年の小さな家屋。
母方の両親が住んでいた処だったけど、8年前にお婆ちゃんが亡くなってからそこに暮らし始め、4年前にはお爺ちゃんも亡くなった。それからは無駄に兄弟の多い家族で暮らしていたのだけれど、父は9年前にふらりといなくなったっきり戻ってこない。それについて母は「そのうちふらっと帰ってくるんじゃない?まあ帰ってきたら手が滑っちゃうかもしれないけどね」と笑顔で包丁を握りながら言っていた。
まあそんなこんなで苦労しながらも大きくなった奴らはバイトしたり、頑張って節約したりと必死こいて生きてきたわけだが。ある日突然私たち一家は突然死する。原因はこれまた阿保みたいなもので、いうのも恥ずかしいのだけれどこの話を真剣に聞いてくれる貴方には話そう。うちの長男が仕事先の先輩からパイナップルを頂いたみたいで、思わぬ豪華なデザートに全員がキラキラとした目でそれを見詰めていた。そしてそのパイナップルに包丁を入れて中を見たとき、その実の色は明らかに食べれる色ではなかった。しかし本物はこんなものなのかな!と浅すぎる経験からそれを食べてしまい、全員中毒死という訳だ。
後から聞いた話によると、長男は先輩から「もしかしたら腐ってるかもしれないから注意してな」と言われていたそうだ。「すまんすまん」なんて頭を掻きながら謝ってきた。死んでるんだぞおい。
まあでも何故だか誰一人と成仏しておらず、今でもこの家に居座っているわけだが。幽霊になって半年。いたずらな奴らが来る人を脅かしまくってすっかり幽霊屋敷の異名が付いたこの家に、一組の家族がやってきた。どうやらこの話はそこから始まるらしい。
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