「…猫又ってさ、妖怪じゃなかったっけ?…何で女の子?」
10歳の頃、捨てられていたのを拾ってから15年間ずっと一緒に暮らしていた猫が、ある日突然女の子の姿で現れた。
話によると、20年生きた猫は猫又になれるとか。
けれど、猫又というわりには妖怪っぽくはなくて、猫耳と猫のしっぽがついた可愛い女の子、って感じだった。
そんなこんなで唐突に始まった、25歳の人に言えないような仕事をする青年と、20歳(人間換算100歳前後)の猫又ちゃんの数奇なる日常生活。
主のPF
「ああはいはい、お前の好きなものくらいわかってるって」
「服、着なさい。色々見えちゃってるから」
名前:江夏 右京(Enatsu Ukyou)
性別:男
性格:掴みどころがなく何を考えているかわからないor何も考えてなさそうな人物。自分の興味のあることには積極的な反面、興味のないことにはあまり関わりたがらない。
容姿:髪の毛は夏になったら切りに行くがそれ以外は放置しているためボサボサなことが多く、後ろ髪は紐でくくっているほど。目は若干垂れ目。近視でほぼ瞑っているような糸目。基本眼鏡。前にジョリジョリってしたときに猫に嫌がられたので、ひげだけは常に剃っている。身長180㎝。体重62㎏。ファッションセンスは絶望的。
年齢:25歳
職業:人様に言えないような職業についているらしい。曰く「保険とか入れないのが不便」らしい。
備考:飼い猫のためなら何でもする。そういう意味での「忠犬」で、本当の飼い主はどちらか分からない。出自も人に言えないような出自で、10歳の時点で家族とは「絶縁」状態。今はそういった事情を知っているオーナーの居るマンションに住んでいる。