見ているだけで胸が詰まるような、救いようのない世界観がとてつもなく愛おしい。 希望なんてどこにもない殺伐とした世界。起こるかどうかも分からない奇跡に縋りついて、そんなどうしようもない世界でも生きたいと願わずにはいられない。そういう本性丸出しな醜くて汚くて諦めの悪い人の心を書きたい。