安倍家の案内人 2016-05-17 20:03:37 |
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>妲妃
----口が達者なことは悪いことではないですが、過ぎるといらぬ不興を買いますよ。
(微笑む姿はまさに女狐という表現が似合い。そんな相手のが肌に触れ、視線が合うと以前笑みを崩さず上記を返し。「俺は選んであの場にいますので。いちいち貴方たち妖に喧嘩を売ったりはしませんが、それでもあそこを離れるつもりはありませんよ」そう言って顎に添えられた手に触れ、下ろすようにそっと促して。「忘れたつもりはありませんよ。その点については感謝しています。---ある意味で、この均衡を保っているのは貴方が頭であるからでしょうし」目を伏せ、当主がいれば口にできないだろう本音を漏らし。そっと息を吐き再び相手へ視線を向けると「ですので、この近郊でしたらどこへでも、お好きなところへどうぞ。あぁ……出来れば屋敷から少し離れているところが望ましいですが」と注釈も忘れず伝えて)
>竜狼
----最近、やたら強い妖に遭遇しますね。
(監視の為に飛ばしていた式神の鳥が、敵の反応を感じ取り舞い戻ると、それを介して視界に写るのは相手の姿で。見てくれからも伝わる強い妖気に嘆息を漏らし、それでも放置はできないかと上記を零すと顕現させたのは豹の式神。それの背に乗り、相手のところに向かうよう指示を出すとそれほど時を掛けずして相手の背を見つけ。「----こんな夜更けに散歩ですか?」そう問いかけると豹から降り、相手と程よい距離を保って)
(/絡ませていただきました! 不束者ですが、どうぞよろしくお願いします!)
>一
妖にも様々なやつがいるように、人間もまともな奴とそうでない奴の差は広い----それだけの話で、それ以上も以下もない。
(こんなに呪われた自身だからこそ、受け入れてくれた義理の両親と姉への感謝は尽きずそれは忠誠心に繋がっていて。それだけに相手の狼藉は許せず冷えていく感情の中で上記を返し。「---言っただろう、世の中にはまともでない人間は一定の数でいる。父もそうで、俺もそうだっただけの話だ。いつかその因果が巡ることなどわかりきった話だ」蹴りあげた足は相手の左足に入り、それでも人間ならば出せない力で力強く入れ。反対の足でバランスを取ると、今度は腕を下から相手の体に打ち込まんとして)
>当主
----かしこまりました。
(短い返答に短く返し、小さく頷いて立ち上がり。部屋を出る間際、告げられた言葉と共に醸し出されるとはまたあの肌をひりつかせる冷酷なもので。安心する傍ら、もう少し相手にも人間らしい時間を与えるべきだったかと考えては目を伏せ、考えを改めて。「----承知しました。片付き次第、また報告に参ります」そう告げると静かに襖を閉じ、部屋を出て妖の気配を辿るように気を巡らせ、そしてそれに向かって歩みを進め。1度だけ、相手がいる部屋を眺めるもすぐにその視線は妖がいる先へ戻して)
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