妖奇戦乱譚(妖怪/戦闘/ファンタジー/人数制限有)

妖奇戦乱譚(妖怪/戦闘/ファンタジー/人数制限有)

安倍家の案内人  2016-05-17 20:03:37 
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西暦2035年。
世界中の進歩が目まぐるしく進む中、日本もその一つになっていた。
だが、表ではそうでも“裏”では数百年前より存在し続ける『妖』とそれを葬るための力を持つ名家『安倍家』との戦いが激化していた。

>>1「世界観」
>>2「規則」
>>3「主pf」

暫くレス禁

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  • No.36 by 安倍 要  2016-05-19 17:46:27 

>>一
……来る。
(気配を張っていると、何かが気配の内側に入るのを感じとっては、瞼をゆっくりと開けて空を見つめて上記をポツリ呟いては目の前に置かれた刀を握りしめてはまるで刀が意思を持っているかのようにカタカタ震え始めて。「……血を欲するか……」と誰かに言うでもなく前記を言えば左手で黒色で安倍紋が描かれた鞘を持ち、右手で刀の柄を掴んで右側に引くと、月明かりに照らされ刀は蒼白く輝いて、自信の鋭い右目が映りこんで近づいてくるその気配を感じながら部屋を出て月を見上げてから廊下を渡り)


>>颯真
……そうか
(相手の言葉を聞いて、暫く黙り込んでから上記を声のトーンを変えず言っては少し俯くと布の擦れる音がして「一つ、昔話をしてやる」と少し微笑んでいるのか声色が和らいで聞こえているかもしれない。前記を言うととある話を始めて。それは、とある町娘が陰陽師の男に恋をした。その2人に生まれたのはある意味で、忌み子だったという。その子は、親族からも臣下からも、父親からも忌み嫌われていたが、母親だけがその子を愛していた、そして母親はその子を当主にすべく育てた。だが、ある晩にその家を強大な妖が襲撃をかけてきた。父親は身を呈して妖を退治しようとしたが、殺され子を守った母親も殺されたという。そこまで話すと「……子はなぜ殺されなかったと思う。子は、父親がかけた結界に守られていたからだ。だから、それなりに修行していたが、ただ目の前で殺されているのを見ていただけだ」声色が少し変わっては刀を握ったのか鞘がキシリと鳴ると、鞘の中で刀がぶつかったのか、微かに耳を劈く音が混じり、その言動からその時の場面が浮かんでいるのか少し恐怖のようなものも含まれていて)

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