安倍家の案内人 2016-05-17 20:03:37 |
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>当主
----そう思っていたのなら、俺はこの場にいないでしょう。
(部屋に入った時に感じたピリっとした感覚。きっとそれは、この部屋の中央に座す彼女が発する空気が起因。それを無視して口を開いたのは自分だが、想像したままの答えを受け思わず支持のままに閉口。途端、空気が変わるや否や問を投げかける相手をチラリと捉え。その真意を伺おうとするも顔は見えず、感情を感じ取れるのはその声を、雰囲気だけで。しかし相手がそう投げかける理由はおおよそ想像は付き。大方、彼女を良く思わない親族や臣下の者たちにいらぬ雑言を言われたのだろう。無論彼女が気にする意味はない。故に上記を述べると、相手を真っ直ぐ見据え、ゆっくりと息を整えて口を開き「貴方は、貴方の道を生きるべきです。弟としては、怒りに震える貴方がいつか崩折れてしまうのではないかという心配はありますが----貴方は強い。なら、突き進むべきだと思いますよ」と答え。そして場を和ませんと、薄く笑みを浮かべると「---それに、もし俺がそう思っていたとしたら……きっとあの日、あの時、俺は両親と共に命を落としていたはずでしょ」と付け加えて)
>一
---随分な挨拶ですね。まず、貴方が名を名乗るところから始めるべきではないですか。
(長く続く宵闇の先、流れる風の音すら五月蝿く感じる静寂の中。誰かの足音というのはこんなにも五月蝿く聞こえるのかと目を伏せ、やがて闇の中より出でた長身の男の姿を捉えると流れるような動作で相手へと体を向け上記。相手の姿は一見、人と相変わらぬ。しかし隠しきれないその雰囲気は言葉にするまでもなく、妖独特のその気に目を細めると「----安倍颯真。貴方ならどのような人間か、聞けば分かるでしょう」と答え)
(/絡みありがとうございます! こちらこそどうぞよろしくお願いします!)
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