匿名 2016-05-12 00:28:02 ID:35f706e9f |
|
通報 |
……!
( 彼が聖を庇っているわけではないと聞くとほっとして、神妙な面持ちで此方を見つめる彼の方に向き直り。あっさりと結論を述べられ狼狽えたように彼を見つめ、驚愕の事実に目を見開いて。語られる憎いその人の名前を両親が何度か口にしていた気がすると幼い頃の記憶を手繰り寄せてみれば“聖様”と愛しさが詰まった声色が思い出されて。自分が盾にされていたのだと段々表情は暗くなってゆきあまりの悔しさに小さな手をぎゅっと強く握り締め血が滲みそうな程唇を噛み締め。そして最後は殺されたというところで耐え切れないといった風にバッと立ち上がり。力の無い己を恨んで、足はぶるぶると震え目には薄っすらと涙を浮かべ。聖本人からも話を聞こうと扉の方へ体を向けると、探していたその人が視界に写り込んで )
( / 遅くなってしまい申し訳ありません;; )
| トピック検索 |