月夜乃学園~執事と主~

翔
はは…あー、こんなに笑ったの久し振りにだ。(漸く落ち着いてきた笑い、笑う為に使った腹筋は少しばかり痛みを感じ。自身の腹に手添えながら明るく快活な印象の表情で呟き、次いで恥ずかしそうに述べる相手はやはり嗜虐心を掻き立て「じゃあ、この耳は…今誰の声を聞いてるんだ？」手を伸ばし相手の耳に触れれば少し体を伸ばし耳元へと近付いて、何処か意地悪く笑み囁いて。相手の返答はやはり愛らしい物で「へー、もっとくっ付いていたいと？」相手に顔寄せれば満足気に笑んだ表情を向け。)

琉生
フッ……。(己にされるがまま、そんな感覚を抱けばやはり気分が良い。軽く触れるだけの口付けを終えれば緊張を解き離れ様としたのも束の間、後頭部に添えられた手に力が込められれば為されるがままに引き寄せられ。驚く暇も無く囁かれた甘く妖しさをも感じる声音に片目閉じ、ぞくりと背を走る甘い擽ったさの意味を理解する前に塞がれた唇「…っ！……ん…。」一度は引き剥がそうかと腕に力を込めるも久々に味わった人の温もり、自然と己からも舌を絡ませて。)

(/やりすぎ…？それならば響輝も流され感が…。もう、琉生お兄様素敵過ぎて響輝が羨まし過ぎます！)