階段に座り相手のその心当たりのある人物の話を聞く体勢に入ったのだが、当の本人は自分の行動の心境がわからずキョトンとしていた。 「 ___なんだ、言わねえのかよ。折角今すぐ聞いてやろうと思ってたのによ。」 話をしないことが分かればすぐに立ち上がり少し不満そうに階段を登り始めた。