春日珠紀 2016-04-04 12:45:04 |
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軽い冗談だろーが、間に受けんなよ、(けらけら、)
いやいやいや、それは俺の台詞だろ!?、俺が、お前を、幸せにするんだろーが、(むす、)
お、おいおい泣かせるつもりはなかったんだが…。嬉しいことを言う、か。そりゃ、お前が俺様の彼女だからに決まってんだろーが、(ぶつぶつ、)
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そーか。…なら、俺もそれに応えねーといけねぇな、
( 顔を真っ赤にさせて、自分から視線を逸らす彼女に、急かす言葉をかけず、ただ己の言葉に答えてくれるのを待つ。やがて、神経をとがらさねければ聞こえないような小さな声が耳に届き。普段は、堂々としているくせに、こういう場面では妙に恥ずかしがる彼女にしてはよくやったほうかと、ひっそりと苦笑を漏らす。ゆっくりと腕から手を離して、再び立ち上がり「帰らないでほしいってことは、今日は泊まりで、いいってことだよな」彼女の家に泊まる、その事実で少しばかり赤らんだ顔を隠すように背を向けて、有無を言わせない口調で告げ、)
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