風人 2016-04-04 04:41:02 |
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小説『宇宙戦艦ヤマト』『六神合体ゴッドマーズ』みたいに主人公たちだけが正しい、正義みたいな世界観や作品はむずかしいでしょう。
主人公がいるから狙われるみたいなパターンはあるかもしれないけど。
ただ宇宙愛や絶対正義みたいな価値観は現実にほぼ通じない。
七十年代の感動路線、『ゴッドマーズ』は八十年代だけど藤川圭介先生が『ヤマト』とほぼ同じテーマをぶつけてる。
敵が宇宙人あるいは未知なる存在だから作品内では筋は通ってる。
だけど『ガンダム』以降リアルに人間対人間の戦争になってる。そこに宇宙愛や絶対正義の価値観はない。
『ヤマト』や『ゴッドマーズ』の小説を読むと主人公たちも敵も意固地までに戦う。一応対話は試みるが失敗に終わる。
『さらば』のデスラーについては悪役やライバルとして面目は保ってる。そこは充分に魅力的。
だけど現代はこういう作品が通じない世の中というのも痛感。
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