風人 2016-04-04 04:41:02 |
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小説『パトレイバー THE next generation』を読んで驚くのは時代の流れ。
バビロンプロジェクトが終わり日本の不景気によりレイバーの産業や需要が見事に崩壊した時代。
レイバーイコールロボットがあること自体がめずらしいといわれる始末。
ふと思ったけど手塚治虫先生の『火の鳥 未来編』でも未来時代のはずなのになぜか懐古なレトロファッションが流行し時代が先ではなく過去にノスタルジィを感じる奇妙さ。
『TNG』においてもそれは似る。
時代が有人機から無人機へと飛躍的に進歩するとは思わない時代の早さもある。
無人機においてはロボットアニメやSF小説などでは書かれているが実用化については各作品内で問われていく。
『ガンダムW』ではあくまで人間同士が戦い命の在り方を見せることでモビルドールは所詮人形であり人間ほどに万能ではないという示しを持つ。『ガンダムW』のビットモビルスーツもそれに等しい。
だけど『TNG』の世界では有人レイバーはごくわずかにしか見られなくなる現実。無人偵察機やドローンなどが存在する時代に必要か否か。
しかし『TNG』の塩原や明は自分たちを通しながら問いていく……。
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