風人 2016-04-04 04:41:02 |
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〈西暦ニ千ニ百一年 ヤマトは永遠の旅に旅立っていた----〉
コバルト文庫版の小説もアニメと同様。
だけど皮肉なことに『宇宙戦艦ヤマト』という作品がここで終わらなかったこと。
とあるアニメムック誌で『さらば』を名作と称えながらも『ヤマト』がここで終わらなかったことに懸念してた。
これとはちがうのが『機動戦士ガンダム』。
小説ではアムロとハヤトがとある行き違いからふたりは撃たれ死んでしまう。ただしアニメでは言うまでもなく存命してる。
シャアがジオンを率いるというゲームでのIFの歴史があるのは小説の物語から。余談として富野氏は著書でガンダムというコンテンツが広がり過ぎてることにほどほど怒っている。
小説の方でアムロとハヤトが死なないことを一時は考えたらしいけど富野氏は一度書いた作品を訂正したくないのか挑戦はしたけどできなかった旨のコメントを残している。
これは『ヤマト』と『ガンダム』のちがいのひとつ。厳密にいえば『ヤマト』は松本零士氏の作品ではない。一時期に問題になりましたが。『ガンダム』もまた富野氏の手をとっくのむかしに離れた作品。
富野氏は著書で『ガンダム』シリーズしか作らせてもらえないことに苦悩や葛藤、憤りを製作会社にぶつけている。
もしも『ガンダム』が第一作で終わっていたらまたちがう歴史もあったけど『ヤマト』以降のアニメは売れるコンテンツとして認識された歴史もある。
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