風人 2016-04-04 04:41:02 |
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小説『踊る大捜査線』久しぶりに読むとテレビシリーズ時期が内容がよく伝わる。
テレビドラマは基本的に青島と室井視点で演出されてるが小説では青島、すみれ、和久、室井の視点で書かれサラリーマン警察官の苦しみや悩み、葛藤が浮き彫りにされる。
室井がシリーズが進むごとにやや孤立化は否めない。ことあるごとに本庁上層部に意見し歯向かい出世の道は遠くなりなかなか上にあがれない。
青島たち現場を理解すればするほど責任を取り自ら窮地に進んで陥る。愚行といえばそれまでだけど。
青島もまた責任は取らされるが所轄のあちこちを異動させられるだけで済みこれはわざとコミカルに演出される。
だけど室井はキャリアなので軽い処分といっても彼の今後に関わる重たいこと。
室井はおそらく青島に関わらなければ早いうちに幹部待遇かそれに準ずる地位に就けたと思う。
だけど『踊る』シリーズ自体がスピンオフなどで世界観が拡大しそれもまた物語内の時間を遅延させたり一部デメリットもあったと思う。
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