風人 2016-04-04 04:41:02 |
通報 |
小説『機動戦士ガンダムUC』五巻ラブラスの亡霊、軌道上でユニコーンガンダムから聞こえるかつての宇宙世紀を記念しての大統領演説。
もちろん“ラブラスの箱”への道標だけどなぜ箱を求める者たちに伝えるかという意図。
最終巻のネタバレだけど結果ではなく過程を大切という意味合いでしょう。
宇宙世紀が開始された時には当然まだニュータイプの概念は生まれてなく“神”もしくは宗教の信仰の対象がそれだった。
だけどラブラスの亡霊の巻においてもデストロイモードを覚醒するユニコーンとバナージ。
神とニュータイプの交錯がここでも行われる。神とニュータイプが等しいとは個人的には思わないがたぶんに“世界”は誤解をし大衆やジオン残党などは求めるかもしれない。
『ガンダムUC』の物語はそんな危険をはらんでいる世界でもある。
フル・フロンタルによる“シャアの再来”もまたそれに近く危険なもの。
内容を読むと危うい世界と肌に感じ現実にも通じるところある。
トピック検索 |