風人 2016-04-04 04:41:02 |
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小説『機動戦士ガンダムUC』で宇宙移民政策が棄民政策であるというのもひとつの実体。
コロニー開発者や連邦政府、軍関係者などは比較的に優遇されてる身なのはかつてのアムロやカミーユ、後のシーブックの一家などにあらわされ描写はされてる。
だけどサイアム・ピスト。彼はちがった。
ラプラスの箱を手に入れなければそのまま貧困層として亡くなり歴史の表舞台に立つことはなかった人物。
いうなれば本来なら宇宙世紀ガンダム世界の日陰者だったが、ラプラスの箱を手に入れ連邦政府やアナハイム・エレクトロニクスなど大きな勢力と関係を持ち栄華や繁栄を手に入れたが同時にサイド3でジオン・ダイクンがニュータイプを提唱し後ジオンが何者かに殺されザビ家一統が地球圏を混乱に招くことになり更なる混乱を招いた。
宇宙移民者の当然の権利を記した碑文がありながら歴史が闇に隠したあるいは結果的に隠すことになった。
現実世界における格差などもそのひとつ。『ガンダムUC』ではパラオを舞台にした際に主人公バナージを通してかつて資源衛星であった物体に住む人々の姿が書かれる。
宇宙移民に夢を馳せてたはずが実体は棄てられる民の実体もあったという世界の裏側。
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