小説『サイボーグ009 完結編』ひとの内のなかにこそ神々、天使や悪魔が宿るのかもしれない。 『RE:SYBORG』でも“彼の声”なる存在は気持ちや立場などによって聞こえ方は著しく異なるらしい。 だけど神々や天使は考察や解釈、また物語や作品によって姿や形は異なる。 解釈はほんと難しいといえる。 生前の石ノ森先生も『神々との戦い』編で難解に陥ったのはだんだんと哲学的領域に入ったかもしれない。