風人 2016-04-04 04:41:02 |
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90年代OVA版の『キャシャーン』の小説の下巻を読むとキャシャーン=鉄也が唯一アンドロ軍団もしくはブライキング・ボスのとある計画に心動かされ一瞬とはいえ彼等に味方してしまう。
それはフィヨルドを越えた先の小さな村で行われ地球環境改善や保護のためにネオロイド(新造人間)を用い環境にどう影響をもたらすかという計画。
この計画を知ったキャシャーンは父東博士の意思かもしれないと知り苦悩や葛藤する。
OVA版小説『キャシャーン』はアンドロ軍団もしくはブライキング・ボスの方が地球にとっては正しいのでは?と考えさせられる場面がいくつか散見できる。
だけど一方ではアンドロ軍団に服従や絶望する人間たちがそのなかから立ち直り人間性を取り戻さんとする物語でもある。
キャシャーンがただのきっかけに過ぎなくとも……。
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