風人 2016-04-04 04:41:02 |
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思えば去年は小説『サイボーグ009 完結編 GOD’S WAR conclution』と『ティターンズの旗の下に』が読み始め。
今年は実写映画小説『ガッチャマン』でちょっと失敗。
今日は『サイボーグ009』つながりで小説ではなく映画『RE:SYBORG』について。
『サイボーグ009』としていえば誰もが思うヒロイックな作品ではない。
プロダクションI・G作品としてはアリだけど『009』らしさは少ない。
『RE:SYBORG』としてしてること“リ・スタート”なわけですし。
ジョーとジェットの対立については日米の専守防衛か先制攻撃かということを個人と国家に置き換えて専守防衛についてはヒーローとしての立場。
また作品中の“彼の声”わかりやすくいえばこれは人間ひとりひとりのなかにある善悪の心が左右されやすい象徴。
『009 完結編』で00サイボーグに関わった人物たちが神や悪魔に取り込まれる描写と同じと思われるけど演出としては正直わかりにくい。
“天使の化石”についても神がいることの暗示であると同時にたぶんに正義に生きた人々の象徴であり00サイボーグたちが辿り着く未来への暗示だったと思う。
『RE:SYBORG』についていえば『サイボーグ009』の基本知識があってもたぶんにわかりにくい。劇画調すぎるなおかつ話が尺内に収まりきれない。
『RE:SYBORG』は小説もあるらしいので機会あれば読んでまた映画とくらべたいと思う。
大人向けだけど大人向けすぎかつ硬派。
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