お、イタチの客たあ珍しいのが来たもんだ。 (する事も無くぼんやりと己の拳打ち合わせていたが、聞き馴染みのある少女の声に振り向けば にっと笑顔見せ何時もの調子で軽口を叩いて) 何はともあれ、来てくれてありがとよ。 んなこたあ一向に気にならねぇよ。そういう俺の方こそ似非くせぇしな。 一時と言わず、おめぇがよけりゃあ末長く相手してもらえたら嬉しいぜ。(片手ひらり)