橋本さん 2016-03-21 19:01:45 |
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はいはい…分かったって。お前はそんな心配しなくていーの、俺が勝手に来てんだから(心配してくれる存在が居る事に幸福感と歓喜が滲み出るが、そんなものおくびにも出さず。彼女の位置から顔がよく見えないのを良い事に、ほんの少し表情筋を緩め。無理はしてないと言えば嘘になる。けれどこれくらいは日常茶飯事、というより大分マシな方だ。とにもかくにも彼女と会える時間は作れているんだから何でも良いじゃないか。自分はこれで良い、なんて自己満足から成り立つ思考に蓋をして)
それは俺も一緒。…というか絶対俺の方が喜んでるから(妙な競争心が沸き上がり張り合う様に呟くと、やっと訪れた安心感から情けない事に力が抜けそうになり。しがみつく様により強く抱き締めると恥ずかしそうに見ないでくださいと漏らす彼女に小さく吹き出し。何だそれ、あれか、フリか。くつくつ喉を鳴らしながら笑うと「不細工な顔だね。…俺はどんなお前でも傍離れないから」彼女の両頬をぐいっと此方に向けては上記述べ。にんまり猫の様に笑うと、来れなくなるのと傍離れるのは違うからと責める様な目で自分を見上げてくる今も変わらずの友人である野良猫達に目で語り。調子乗ってる感は否めないけど、と肩竦めて)
俺も。…まぁ久々に会えて調子乗ってるからもうそろそろ自重する(即答で返せば今更ながらの言葉を吐き出し、そのまま壁に寄り掛かっては座り込み。寄ってきた白猫の頭を撫でながら抱えてやると、ごろごろ喉を鳴らす猫に張っていた気が弛みゆっくりと微笑んで)
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