主。 2016-03-05 16:02:01 |
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・同上
( 敵意を含んだ眼差しと銃口を向けられているものの、綺麗な藤色の瞳だなぁと心中では緊張感の無い事を余裕綽々で思っていて。実際にそんな事を話したら顔が吹き飛びそうだと予想を立てるまでも無い事を思っていくと、それは口に出さずに留めていき。_時刻は朝。朝日が差し込むステンドグラスを背に、カソックを纏う相手の神秘さについつい呑気に見惚れていれば、おもむろにされた相手の質問に隻眼を瞬かせていって「…珍しいな、長谷部くんが僕に話題を振ってくれるなんて」と聞こえない様に小さな声で呟けば、一瞬だけきょとんとした表情を浮かべていき。だが直ぐににこりと元の人畜無害そうな笑みを向けたまま、あちらから問われた理由にどう話そうかと考え。相手の性格が性格なので遠回しに言うのは止めておいた方が良いなと、直感的に察し。なら、ここはストレートに言うのがベターかと顎下に手を充ててジッと目の前にいる彼に視線を定め。だからと言って、素直に告げてこれ以上結界を分厚くされるのも嫌だし実際のところ避けられるのも嫌だしなとも考えたが、まあ良いかと開き直れば含み笑いを零して隻眼を細め )
そんなの、君の魂が欲しいからだよ。でも殺しちゃったら魂を傷付いてしまうから、自然に寿命で死ぬまでこうして見守っているんだ。
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