主。 2016-03-05 16:02:01 |
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・とうらぶ
ホワイト本丸とブラック本丸→
( 主から近くの本丸が解体されたと聞いたのは今日の午後のこと。何でも其処は、顕現した刀剣達に昼夜を問わず無茶をさせ、身体的・精神的に暴力を振るっていた所らしい。本来なら刀は心を持たない道具だが、今の自分達は人の身と心を与えられている為、其の様な審神者が居たと聞けばゾッとするもので。此の本丸の近侍としては、目の前にいるお方が我が主で良かったとホッと安堵の息をつきそうになる。其の様な事を考えていれば__不意に、主に手招かれ。何だろうかと側に寄ると『今から其の問題の本丸から引き取った一振りを呼んでくる。此の本丸で今日から共に暮らすことになるから近侍の君に任せるよ』と告げられていき。主から授かった命とあってか、快く承諾をすれば大人しく執務室で待ち。そうしてやって来たのは何処か仄暗い雰囲気を纏った刀剣で『彼が燭台切光忠だよ。じゃあ、長谷部。宜しく頼むね』そう主に言われれば乗る気などしない事でも気力が出るもので、再び快く承諾をすれば去っていく主を見送った後に燭台切光忠を見て。前に他の本丸で見掛けた燭台切とは異なり、愛想の良い笑みは無く金色の瞳はくすんでいる様に思える。第一印象は薄気味悪い。出来れば関わりたくないが、然し主命とあらばどの様な事でも熟すのが己の志である為まずは自己紹介をするかと相手に視線を戻していき )
俺は此の本丸の近侍であるへし切長谷部だ。今日からお前の世話役を任された。分からない事があれば何でも聞け。
(/長谷部と燭台切の話。ソロルと言うか一人芝居の方がロルの練習になりそうなので続き物。)
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