主。 2016-03-05 16:02:01 |
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・同上
( それは怒りよりも怯えの方が強い声色だった為、己は気を悪くすることは無く金色の瞳で相手を見遣り。自身は国永のように誰かを笑かすことは出来ず、だからと言って光忠のように誰かに優しくすることも出来ない。同じ伊達の者でも冷たい方であるとの自覚は有り、その性質を直す気も無いのが現状で。それ故こう言った時に掛ける言葉はどれが正解かまるで分からなかった為に、沈黙を貫き通そうかとも考えたものの、それではいつまで経っても泣き止まないかと思い直し。この本丸のお人好しな審神者のことを思い浮かべては、トーンの変わらない声で言葉を紡ぎ )
……前の本丸とは違う。あの程度のことで、ここの審神者はお前のことを捨てたり置いて行ったりはしない。
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