お待たせ致しました。…棗様、参りましょう(運転席へと戻り、ドアを開け御主人様の様子を確認する為、後方座席へ視線を向けると未だ夢の中なのか気持ち良さそうな姿を見ると起こすのも悪いと思い、小さな声で言葉を放つと車を発進させ。暫くすると、目的地へ到着し後方座席のドアを開け、「…棗様、起きてください。到着致しましたよ」と声を掛けて)