君想い歌を。( 指定 / 3L )

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ん…、
(目を覚ました午前9時前。目をうっすらと開けば、広がるのは真っ白な天井で。数分動こうとはしないものの、このまま二度寝する前に、ゆっくりと起き上がると伝わってくるのは激しい頭痛。不意に「何故痛いのか」を思い出すのは部屋を出た後。頭痛が収まり、服を着替えると部屋を後にして。リビングには、酒が入っていたであろう瓶やら空き缶に目を凝らしてみて。片付けをしていない所を見ると皆家に泊まったのだろうか___。そんな事を考えつつ、寝ぼけ眼な目を擦り、食器棚からコップを１つ手に取り、水を一杯注いでごくっと喉に水を流し込んだ。3分の１くらいまで飲み終えると、机に起き、リビングの真ん中にある日差しが差し込む窓の光が当たるソファへと腰を深く下ろした。)