?? 2016-02-16 19:04:26 |
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>>ひらの
…ああ、またな。(名残惜しくあるのは此方も同様らしく、また。と微笑と共に紡がれた言葉に一拍の間を置いて返事をし、その場で静かに相手を見送りつつ、考えるのは彼の事で。…あの頃よりも背は確かに伸びていたものの向けられた背中が何処か小さく見えるのは、相手が未だ大人には成りきっていないからだろうか。それでも、彼が持つしっかりした気概は彼自身を大人びて見せていて。そして…そのアンバランスさが、何となく心配になるわけでもあり。_彼の背中が見えなくなる頃、ふと仰ぎ見た藍色は既に黒に喰われ始めていて。日没から夜になるのは瞬く間だ、なんて溜め息を零し、漸く自身も帰路につき。)
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