あの時伸ばされた手を取れなかった事、すごく後悔しているんだ。 僕の世界に色を差したのは、間違いなく君だった。 やさしいきみに、ぼくは何か返してあげられたかな、 ここで叫んだって届かないのは分かっているけれど、一度だけ。 ―ごめんなさい、彩りをありがとう。