どこかの執事さん。 2015-12-25 00:08:49 |
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いいえ(相手が離れ伝わってくる熱が冷めていく、ふと名残惜しく感じたのは久しぶりな所為か。曖昧なまま返事をして。「はい」時折しっかりとけれど子供のように笑ったり悪戯する時もある相手は見てて飽きず。同意の頷きをして。「……千紘様が高熱を出された日──事が起こる4,5時間ほど前は丁度夕方でしたので、その時は夕食は何か等の他愛のない会話だったと記憶しておりますが……」いつか何かのタイミングで聞かれると予想していた質問ではあるもののやはり聞かれればぴく、と僅かに肩を揺らし。浮かぶ相手との最後の会話は淡々と、しかし確かに愛の告白だった。それを直接言うのは色々と躊躇われ、まずは事実を述べて。)
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