松野カラ松 2015-12-21 09:20:38 |
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>カラ松
(物語は佳境だろうか、真に迫った相手の演技に思わず真剣に世界に入り込んで。流れるように次から次へと動きを進めるその姿を、一挙一動を目で追いつつただただ物語の展開を待ち望む表情で拳握ると。自分には予測のできない感情がこもっているであろう笑みに本当に自分と同じ顔なのだろうかと疑問を持つと同時に我に返り拳解いて。目視で一瞬だけ確認出来たシェイクスピアの文字に彼ならば名前を聞いたことがある、とぼんやり考えながら再び相手の台詞に耳を傾け)
>一松
…さて、そろそろ終わりかな?ここら辺で引き上げようか。
(多数だった不良達が残り僅かになってくるとはた、と手を止めて。これだけ思い切り殴りつけて人通りの多い場所まで音が届いてないだろうかと不安がよぎり。今の所は誰かが来る気配はないが時間の問題だろう、弟を振り返りそう話しかけると。「止めないとまた怪我してくるだろ、手間のかかる弟だよ。全く」こういう時だけお兄ちゃん、なんて呼んでくる相手へと返事をすると。周囲の視線はもちろん相手が限度を超え取り返しのつかないことになってしまったらいけないと、態度には出さずともそう感じてはいるようで)
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