靴はいらない。必要ない。 (提案された言葉に視線を落として自分の足を見るが、体力的に長く動くことは出来ないしこの寒さには何も感じないので、首を左右に振って提案を切り落として。相手の頭に乗せた手から伝わる熱が妙に優しくて懐かしくて、ふ、と微かだが言葉と共に笑いを零すが、すぐに元の無表情に戻って。) …私も人間に触れたのは50年ぶりだ。