>守沢さん そんなに嫌いなの。食べ物か何か? (何事にも臆せず挑戦する相手がそこまで嫌うものとは一体何なのだろうかと、少し驚いた調子で尋ねて。屑入れにゴミを捨てた後、「はーい。じゃ、とりあえず案内しがてら守沢さんの寝泊りする部屋を探しに行こっか」と返事をして再び廊下へと出て。こんなにも長い時間特定の誰かと共にいるのは久しぶりで、隠しきれなかった嬉しさが声に滲み。)