トピック主 2015-09-07 13:20:05 ID:3dd3b643f |
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あなたはバネにはねられたように寝台から飛び起きた。
厭な夢を見た。
自身の故郷の地に、巨大な〝なにか〟が飛来し、あなたを、あなたの家族を、あなたの友人を、大切なもの全てを、一瞬にして粉微塵に吹き飛ばしたのだ。
にじみ出た汗が頬を伝う。手足が震えて、心臓が早鐘のように脈打っていた。
夢とは、目覚めると共にぼんやりと薄暮の中に溶ける山の景色のように曖昧になっていくものだが、
今みた〝それ〟は、あなたの脳裏に鮮明に焼き付いて離れなかった。
あなたは悪寒に身震いしながら寝台から立ち上がると、先日レオーナから手渡された末端を見た。
時刻は午前11時。随分と寝ていたようだ。
(今日は自由行動を許された日だ。気分転換に外でもぶらついてみよう。)
あなたは今しがた見た悪夢の記憶を振り払うように手早く身支度を整えると、あてがわれた住居を後にした。
【自由行動タイムです。明日の午前0時までを予定しています。
自由にルベト市内を散策して、他の参加者さんと交流を図ってください。ひとりで市をぶらつく描写だけでもおkです。
施設の詳細は明確には定めていません。自由に創作して描写してください。その描写に基づいて施設の内容を定めていきます】
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