トフレ 2015-09-07 08:35:35 |
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【~悲しみから安心へ~ 11話】
剛:ほんと?
光一:…あぁ。
(剛に心配させないよう何もなかったと言うが剛の顔を見れば真剣に見つめられてる気がして冗談には見えなかった。それを見た光一は目をそらす事なく剛を見てそう答え。)
剛:ならええけど。光一無茶するとこあるからな。何かあるなら言ってや?
光一:分かってる。
(何か見抜かれてるかのように聞こえ。言えない自分の心が痛い気がして。後に剛から不思議な事を呟いていた。)
剛:数日前意識が戻って。後に夢を見たんやけどその夢が光一が出てですね。
その夢は光一が舞台で本番中に急に倒れて救急車に運ばれたってのを見たからちょっと聞いてみただけや。
光一:そうかっとにお前は心配性だなっ
(それを聞いてえ?となり。気にする事ではないがちょっとだけ気になっていて今日光一が来て確認してみたかった。何もなかったならいいが何故あの夢を見たのか分からなかった。光一は一瞬驚くがフッと笑みを浮かんで剛のほっぺにフニュフニュ回し。剛は「やめぃ」と手ではらい)
光一:まぁ心配すんなって俺はこうして大丈夫な訳やし無事じゃなかったら今ここにいないだろ。
(相手に大丈夫だと安心を見せて笑顔を浮かべ。それを見た剛は「せやな」と呟いて。後にある事を思い出し)
剛:あっ思い出したんやけどお前の家退院したらええかな
光一:え!?別にいいけど大丈夫なん?
(いきなりの発言に驚き普通は聞かないんじゃないかとツッコミを入れるが剛は冗談言ってるつもりはなく。ちょっと間を空けう~んと悩み口を開いたその時だった。病室のドアからコンコンと音が聞こえ)
??:こんにちはちょっといいですか?
(12話へ続く)
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