あなたとならば。 ＜bl / ml ＞

自意識過剰だったらごめん…。センセ、俺のこと好き…？(相手の頬に手を添え、見つめて。添えた手の親指で相手の唇に触れ。

好き、かもしれません...(やはり恥ずかしいのか首から耳まで一気に赤くすれば目線落としつつ小さな声で呟いて。

そっか……。(「俺も好きかも。」なんて笑み浮かべ。真っ赤になった頬に口付け。

ありがとうございます。(好きなんて言われれば頭から湯気が出るんじゃないかと思うくらい赤面しそれを隠すように相手に抱きついて身体に顔埋めてみて。

可愛い…。(「そんなにくっついたら俺がドキドキしてんのわかるでしょ。」と頭撫でて、ぐっと抱き寄せ。

先生ドキドキしてます。(相手の鼓動に耳を傾ければ目を瞑って。「好きです。」とそのままの体制で言葉紡ぎ。

多分、本当に上原センセのこと好きになっちゃったな。(離してあげないから、なんて、からかって。頭のてっぺんにキスしてみて。

俺も離さないです。(相手の背中に回している腕の力を強めては「なんでそんな恥ずかしいこと簡単にできるんですか。」と相手の身体に顔埋めて。

ん～、慣れてるから…？(それはいろんな人にも同じようなことをしてきた、という意味で。相手と同じように自分も抱きしめている腕の力強めて。

妬けちゃいますね。(相手の言葉に思わず苦笑漏らすと「俺こんなんだからすぐ嫌われちゃいそうだな。」と不安になったのか目を伏せて。

初めて好きになれた人のことを簡単に手放す訳ないだろ。(今までの人にしていたのはただのご機嫌取りで、相手にしているのは相手を喜ばせるための行動だから意味が違うんだと説明し。

はい。(相手の紡ぐ言葉ひとつひとつを言い聞かせるように頭の中で復唱しては「信じます。」と付け加え。

ありがとう。(好きだよ、と口にすれば、相手の唇に触れるだけのキスをして。終われば再び抱き締めて。

(/すみません。寝落ちさせていただきます！お相手ありがとうございました。ではまた明日！

俺も好きです。(口付け受ければ照れつつも相手の背中に手を回して。「先生、ホストじゃなくて教師になってくれてありがとうございました。」と相手見上げて言って。

(/こちらこそありがとうございます。お疲れ様でした！おやすみなさい！

ホストなるつもり無いし…。(そう言えば苦笑いして。「でも、教師になってよかった。」と言って、相手の額にキスして。ふと、「俺、こんなにキス好きだったっけ…。」なんて呟き。

先生が教師になってなかったらきっと出会えてないから。(相手の身体に顔をつけ頬をすり寄せれば目を閉じて。「キス魔ですね。」と嬉しそうにして。

そうだね。ホント、出会えてよかった。(小さい子をあやすように頭撫でて。相手に“キス魔”なんて言われれば、「今まではそんなことなかったのに。」なんて言って。

出会えただけじゃなくて好きにもなってもらえて幸せすぎます。(本当に幸せそうな表情浮かべると「俺だけに？そうだったら嬉しいです。」と相手に期待の眼差しを向けて。

俺も幸せだなぁ。(相手の表情見れば、微笑み頬撫でて。「うん。翔貴だけだよ。」なんて言えば、優しく口付けて。

でも幸せすぎて怖い...(相手の背中に腕を回すと離さないように強く抱きしめて。「...あ..名前...」と不意に名前を呼ばれると顔を真っ赤にして。