執事長アベル 2015-08-31 18:30:00 |
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>シャーロット
俺はシャーロットを追い出したりしないからね!ずっと傍にいて良いんだよ?
っていうか…俺が居てほしい!
(正直な気持ちを伝えあうのはなんだか照れくさくも感じるのだが、信頼の壁も厚くなっていくもの。子供の様に無邪気に笑いながら上記をサラリと言ってしまう半面、貴女は現在このウエンベック城の一室に居る貴女の母親の病の治療と引き換えに雇ったもの。もし貴女の母親の病が治った時、貴女が何を願うかはまだ分からない訳で多少の不安もあるのが事実。とはいえ今此処で話すのは場違いというもの、何も伝える事無くそのままダイニングルームへ。相変わらず使用人が迎えていて「みんなおはよう!今日はま…じめに、頑張る、から…」と元気な挨拶の後に言葉を濁らせたのは、どうも痛い眼差し。街へ行くなんてとても言えず言葉を濁しながら伝えると、既に用意された湯気の立つ食事のある席へと座り。そして貴女をチラリと見遣れば困ったように笑って小声で声を掛けて)
今日も上手く抜け出せると良いんだけどなぁー…ほら、あの使用人の中に立ってる白ヒゲ執事がなかなか手ごわいというか勘が鋭いというか…だから、覚えといてねー。
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