調査員O 2015-08-10 19:55:11 |
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>三日月ちゃん
(相手が自分を守刀と思えと言ったのが耳に入ると、思わず目を丸めて歩みを止め振り返り。祓いの準備の手伝いだけでなく、守刀__つまり相手は自分の守り刀になってくれると言うのだ。自分の発言や行動によって、心なしか相手の雰囲気や表情が優し気な物に変わって行くような気はしていた。だが、まさか守刀になると申し出て来るのは予想外だった。己が守るべき存在であると相手に認められたという事は驚きである以上にとても嬉しい。相手が少し前に己に斬り掛ろうとしたのは、恐らく審神者のせいで人に対する信用を失っていたせいだろう。ならばこの先この本丸で過ごすとなると、彼と同様に人に不信感を持つ他の刀剣男士と諍いになるのは避けられない。此処の審神者は、人間としてはどうしようもなく破綻しているが、審神者としての才は中々の物だ。彼を、三日月宗近を顕現させた事もある程だ。怪我の具合を考慮したとしても、現在この本丸には相当な強者が居る筈である。神職をたかが数年やっただけの己が彼らに遭遇したらひとたまりも無いだろう。相手からの申し出は有難く素直に受けようと思い「ふふっ…アタシは煩わしいだなんて言えるような身分じゃないわよ?是非お願いするわ」と快く了承し「よろしくね」と述べては、先程のリベンジと再び己の片手を差し出し。その直後ふと、このやり取りをきっかけに自分が相手の前に立っている事の違和感に気が付いた。己は今日この本丸に来たばかりで、此処の間取りなど全く知らない。頼りといえば、入り口でこんのすけに貰ったこの部屋までの簡易的な地図だけだ。そんな身であるにも関わらず、人間不信の刀剣男士の居るこの本丸を先陣を切って闊歩しようとして居たのだ。こうも己が愚かであると、恥を軽く通り超して頭が痛い。そう額に手を当て反省すれば、若干落ち込んだ口調で「…この本丸で比較的綺麗で他の刀剣男士の来ない場所に案内して貰えないかしら?御神酒を入れ替える容器も欲しいから、比較的炊事場に近い所が良いのだけど…。」と申し訳なさそうに問いかけ。)
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