調査員O 2015-08-10 19:55:11 |
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>三日月ちゃん
(相手が声を出して笑ってくれた。その事実は紛れもなく喜ぶべき事なのだろう。しかし幼子の様にそう笑いながら言ってくれたからこそ”自分はあのように汚く見えていたか?”と問われた時、一瞬言葉に詰り。自分で発言しておいて難だが、神職的な観点から見て正直なところを言うと、相手に憑いているような邪気や瘴気を視認した時の汚れは、些か手に着く汚れとは異なる。”付いている”では無く”憑いている”と表現したのはその為だった。そういった穢れは身体に直接付いているのでは無く、煙のように、鎖のように纏わり憑くのだ。だから刀である彼自身が穢れている訳ではない。相手自身が汚い訳でも、罪があってそれに引かれて穢れが憑いた訳でもない。また失言しちゃったわ、と再び思い落ち込んで小さく眉を下げるも、相手を不安にさせまいとすぐに笑顔に戻し「正確に言うとちょっと違うけど、まぁそうね。でも貴方のせいじゃないしょう?それに、汚れは目に付いた所から落とす!掃除の鉄則よ!」と、あくまで彼が余りに穢れていたから払う訳では無いと明言し。そう言うやいなや、「アラ、忘れてたわ」と呟いたかと思えば部屋に戻り入り手持ちの風呂敷を漁れば、中から政府から支給された和紙に包まれた榊の葉や御神酒の入った酒瓶等の祓いに必要な道具を次々と取り出し相手に向き直れば「私のやり方は少し特殊なの。月の満ち欠けを使ってやるから昼間は準備しか出来ないし、全部終わるまで一ヶ月くらい掛かるけど、その代わり効果は保証するから安心しなさい。」と簡単な説明をし、優しく微笑み「さーて準備、準備!」と意気込む様に述べ再び廊下へと歩み出し)
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