ぬ 2015-07-31 11:04:06 |
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【 御噺 】
日本から少し離れた場所にあるとても小さな島での御噺。
島では昔から伝わる言い伝えがあり、島で産まれた女の子の中から最も巫女に相応しい子を小さい頃から育て、生涯を巫女として生きるよう命じるのが掟であったと伝えられている。
巫女になった女の子は結婚も出来ず、生涯独り身として生きなくてはならないのでとても重要であり、とても大変なものであった。
そんな島の言い伝えは一生続くと思われたが、島はとても小さいので女性が少なく、どんどんと女性が減っていった。
そこである家族が1人の子供を産んだ。
しかし、産まれたのは女の子ではなく男の子でとても巫女として、女の子としては駄目だと判断されたが巫女がいないままでは風習が途切れてしまう。と恐れた島の助産婦さんが産まれた男の子を女の子のように扱い、巫女として偽らせ今日まで隠してきた。
だが、やはりいつかは分かってしまうその偽りはこの島に来た青年によってバレてしまい…
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