Y 2015-07-26 00:59:52 |
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( 普憫/消失ネタ注意 )
…わり、最強な俺様でも流石にもう限界みたいだ、( 事実を聞いて驚きを隠せない上品さが特徴的な彼。無理もないだろう、昨日迄はギャーギャー邪魔していた身近な人物が今日、何の前触れもなく此の世を去るのだから。元からそれを知っていた我が弟は何か堪えているように下唇を強く噛み締めながら俯き、あれほど己のことを憎んでいた腐れ縁の彼女は既に涙を浮かべていて、綺麗な長めの金髪を持つ彼は拳を固めながら小さく震えており、能天気な関西弁の彼はあんなにも頼もしかったのに誰よりも号泣していて。背中越しからでも分かる皆の様子。ああ、やっぱり仲間に恵まれていることは良いな__何時も一人で行動していることが多い己はすっかり“一人”に慣れていたが、此の愛すべき仲間達に染々とそんなことを思い。振り向いてはダメだ、皆の顔を見てしまったら間も無く自分が一番号泣するから。足元からみるみる自分の存在が無くなって行く、最後の最後で微笑を浮かべながら振り向いた己はきっと涙を溢していたのだろう。泣くのを堪えていた一部の面子もその頃にはもう落涙しており、自分を想ってくれるそんな心優しい仲間達に告げる最後の言葉。今まで迷惑ばかり掛けて悪かった、なんて反省の言葉などかけるわけがない。さよならなどの別れを告げる言葉でもない。若干声に震えがあったものの、力強く告げた言葉と共にたった今、一つの国が消滅した__… )
___…ありがとな、
頑張りすぎちゃいました☆( 窶れ顔 )
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