木戸番 2015-07-16 23:38:48 |
|
通報 |
>更紗、木戸番
——人間ってのは甘いモンに目がない生き物ですからね、そりゃ女子供はイチコロで——っと、まあそんな話はどうでもいいや。…そうさなあ…よし、なら女に賭けようか。ここには美丈夫が2人もいるからな、甘い匂いにつられて寄ってくるに違いねぇ。
(待ちに待った返事はどこかお遊びのような提案で、からかわれているのだろうかと丸くした目で相手を見やるがその笑みから真意は読み取れず。しかし木戸番の口振りを聞くに本当にこの賭けで彼の行く先が決まってしまうらしい、軽口で時間を稼ぎながら逡巡した末答えを述べると通りをじぃっと凝視し。2分か3分か経っただろうか。やがて袴を履いた男が姿を現すと面の下でこっそり顔をしかめ「…あー…、いや待て、あれは一見男に見えるが男じゃねえ。雌狐が人の姿に化けてんだよ、よく見りゃわかる。勘っつうか、まぁ、同じ狐のよしみって奴でさ?たまにいるんだああいう類いのが。…ってなわけで女が通った。賭けは俺の勝ちだよな?」読みは外した、だがここからが勝負とばかりに口を開くとくるくると煙に巻くような調子で出任せでたらめを捲し立て、言い終えると面をずらし相手の反応を伺うようにそろりと顔を覗かせて)
| トピック検索 |