狩人A 2015-06-20 20:01:02 |
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>鳳 沂
ッくそ、役立たずが…!!
(勤務する大学から然程離れてはいない広場、ふらりと散歩がてら通り掛かれば偶然居合わせた同胞が木陰で食事の真っ最中であり。こんな所で白昼堂々人間を喰らっていては気付かれるのも時間の問題だが、本来ならば己には何ら関係は無い。だからこのまま平然と素通りしてその内人間に騒がれ狩人の連中に処分されるのを見届け当主へ報告する予定だったのだが、何と言っても此処は大学近く。当然視界に入る限りで大学の生徒は数名居り。吸血鬼の存在が認知され大学側も過敏になっている所がある。詰まる所、生徒に被害が出るとあのそれなりに居心地の良い空間が乱される危険性があるのだ。仕方無しに人目を避けながら同胞の元へ歩み寄るとその腕を掴み上げ、正気を取り戻させるべくそれなりの形相で睨み付け。漸く状況を理解したのか怯えたような表情を見せる彼を早々に退散させようとした刹那、思わぬ誤算により襲われていた人間が耳を劈くような悲鳴を上げ。どうやら息の根を止めるには至っていなかったらしく、当然此方に視線が集まるも恐らく目を引くのは返り血を浴びている同胞の方で。最早彼に構っていられず、周囲に顔が見られない様それとなく気遣いながら一気に走りだすと日陰を出てしまい照り付ける太陽に忌々しげに眉を寄せながら只管大学から離れる方へと向かって行き)
(/初めまして!早速絡ませて頂きました!!何やら騒がしい上に微妙に絡めて居らず…申し訳御座いません;;個性的な息子様で、お話しするのが楽しみです…!此方は無愛想な上口が悪くて気に障る言動があるやもしれませんが、何卒宜しくお願い致します!)
>イナバ
(何処からか聞いた事のある声がするが、この状況では真っ先に幻聴を疑ってしまう。極限状態の場合よくあると言うから、恐らく己は相当の極限状態なのだろう。何より血糖値が低すぎて目眩が治まらない、と自分自身に言い聞かせて目を閉じており。しかし不意に鼻孔を擽るのは紛う事無き愛しいチョコレートの香り。認知するなりホラー並みに素早く目を見開くと、目の前で浮遊しているチョコレートに目を瞠り、その向こうの相手の顔何ぞは全く目に入って居らず。こればかりは幻覚を疑っている暇も無く、意識的には両手を伸ばしてそのチョコレートをもぎ取っているつもりでいるのだが、残念ながら一度全身の力を抜いてしまった倦怠感から思うように身体が動かなくて。今何よりも渇望している物が目の前にあるのにそれを手にする事が出来ないもどかしさと絶望に眉を寄せた所で、漸く相手の存在に気が付くとそれなら話が早いとばかり、声を発するのさえ億劫なのか無言で口を大きく開き、言外に口に入れろと要求して)
(/絡んで頂き有難う御座います!無愛想な上手の掛かる奴ですが、同じ若頭として仲良くして頂ければ幸いです…!!何卒宜しくお願い致します!)
>レイス
(目を閉じてじっと周囲の喧騒に紛れるような感覚に陥っていた最中、鼓膜を震わせたのは当主の声であり。これは現実だ、直観的にそう判断すれば一気に気分は沈み込み、いっそ不機嫌にさえなる程で。こっちは疲れているんだ、お前に構っている暇は無い。そんな気持ちを全身で表すべく起こす事が可能だった行動は力を振り絞り相手から顔を背けるのみ。我ながら些細過ぎるが相手ならばある程度の嫌悪感は察してくれるだろう、一刻も早くこの場から立ち去って欲しいとそればかりを考えていて。しかしそれも一瞬の事、最悪な事に隣に腰掛ける気配を感じてまた憂鬱になり掛けていたところへ褒美として差し出されたカップケーキの甘い香りが鼻孔を擽ると直ぐ様其方へ両手を伸ばしており。大きく口を開いて齧り付くと口内から広がる甘味が全身を満たして行くようで、口を開くのが億劫でなくなる程度には糖分により体力を回復し。開口一番に口にしたのは礼の言葉。…では無く、一言の至極簡潔な、それで居て精一杯の想いが詰まったカップケーキへの賛美の言葉であり)
…うっま。
>名取 君尋
…ストーカーみてェな奴。
(大学から帰宅するまでの道のり日が沈んだお陰で日傘を差す必要も無く随分と行動がし易くなっている。途中に立ち寄った洋菓子店で購入したエクレアを頬張り、片手には他にも同様なエクレアが詰まった箱を提げながら通りを歩いていれば視界の端に男の姿を捉え。本を読むような素振りを見せながら周囲の様子を窺っている。そう察すると相手から只ならぬ雰囲気を感じ、…たのでは無く、何と無く興味を抱いて隣接した店の外壁に相手と対面する形で凭れ掛かり。興味本位で近付いた相手を無遠慮に品定めするかの様な視線でまじまじと見詰めるが、一言目に口を突いて出たのは初対面相手に失礼どころでは済まされない言葉。そう考えるに至ったのには色々と経緯があり、更には少しばかり捻くれた言い回しを選んだ結果ストーカーとなった訳で多少の語弊はあるのだが、見事に最終的に思った事そのままを口にしてしまいそれが相手にとって失礼に当たるとは考えも無く変わらずエクレアを頬張り)
(/初めまして、早速絡ませて頂きました!初回から息子様を変人扱いしてしまい大変申し訳御座いません…!!どちらかと言えばエクレア食べている愚息の方が変人であるのは重々承知なのですが、幾分か感覚がずれた奴で…今後も何かとご迷惑をお掛けするかと思いますが、宜しければ仲良くしてやってくださいませ!)
>雨宮 冬希
…誰お前。
(ぐったりとベンチに座り込んで居れば何処からか聞こえる声に無視を決め込みつつ心中では疑問が芽生え。聞き慣れない声はもしかすると生徒の物であろうか。ならば聞かなかった事にしても何ら問題は無いだろうと無反応を貫こうと試みるものの、クリームの類であろう甘い香りが鼻孔を突くとぱっと目を開き。目の前に差し出されたのは渇望してやまない甘味、シュークリーム。それを差し出して来る相手は全く知らない人間だがそれに警戒心を抱いている暇は無く、直ぐ様両手でシュークリームを受け取ると大きく口を開いて齧り付き。口端に付いたカスタードクリームを舌先で舐め取ると、改めて相手を怪訝そうな目で眺め。生憎生徒全ての顔を把握するなんて言うのは無理な話で、果たして大学生であるのかすら全く見当が付かない。二口目を迎えた際再度口端に付着したクリームを舐め取れば短く相手の素性を問い)
(/初めまして、絡んで頂き有難う御座います!蹴るだなんてとんでもない、是非とも絡ませて頂きます!しかもケーキ屋さんとは…。何かと息子がご迷惑をお掛けするかと思いますが、何卒宜しくお願い致します!)
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