《APH /BL 》お兄様と兎

い、言いかけて無いぜ!?、うん！(ブンブンと首を横に振り 否定。な？な？と笑顔で誤魔化すように 肩をポンポン) …っ、(近づけていく顔をピタっと止める。"待て、ここでしていいのか？ まだ付き合ってもないし、ましてや告白もしてないし…"なんてモヤモヤ考えながら 汗ダラダラ。と、急にヘタレになる) そうだな、お兄様はお兄様だ! (ニカ、と笑ってコクコクと頷く)

いーや、絶対に言った。お前今、可愛いって言いかけただろ？(腕を組み高圧的な態度で確認し)
…(なかなか行動してこないため期待していたのは自分だけかと思い、諦めて相手の鼻をきゅっと摘まみ｢ばぁーか｣とにやりと笑って)
…誰かと同じなんてつまんねーからな。好きな奴にだってきっと見てもらえねーだろうし(相手の笑みにときめき、それを隠そうと顔を若干逸らして)

あ…と、…はい。(隠そうとしたことが颯爽とバレ、相手の圧がある態度に押されて認めてしまい。ごめんなさいと、目で訴えるように相手を見上げ チラチラと見る) う、…！あ、あの。お兄様…、(鼻をつままれキュッと目を瞑る。そして開けた時に見えた相手の表情に 心で決心したように相手の両腕を掴み 先ほどとは違うキッとした表情で相手を見つめ) …え、好きな人？お兄様、好きな人…いや、何でもねぇ。( 相手の口から出た"好きな奴"と言う言葉に 反応するも 目をそらす相手に 少しでも期待してしまった自分が恥ずかしいと こちらもそっぽを向く。無意識に顔はムスッとしており)

いいか、俺は格好良いんだ！分かったか？(眉間に皺を寄せ人差し指を立てて訴え)
なんだよ、いきなり(いきなり変わった表情に吃驚して目を見開き怯えたような不思議そうな視線で相手をチラチラ見て)
ギル？どうしたんだよ(突然不機嫌になった相手に疑問を抱き顔を覗き込み名前を呼んで)

んー…でも 俺様からしてみれば、可愛いんだけどなあ…(もうバレてしまったものは仕方ないと諦め、逆に可愛いを主張し始め) あの、俺…(掴んでいた腕を徐々に下へ そして手を掴み "す…す…、"などと呟き、どんどん顔が赤くなり)んん、別に…何でもねぇけどよぉ〜…(名前を呼ばれビクッと反応するも、口を小さく尖らせ チラリと相手見)

だって、可愛いだと女子みたいだし…それにまるで妹扱ってるみてーじゃねえか(指先をくるくると弄びほんの少しだけ拗ねたように述べて)
お、おう…(こくりと頷き、｢す｣のあとの言葉を予想して頬を紅色に染め相手の瞳を真っ直ぐ見つめ)
なんでもない訳ねーだろ。ん、ほら言ってみろよ(今度は面白そうにによによしながら相手の頬をぐりぐり人差し指で押し)

んん…だったらお兄様は、どういう風に扱って欲しいんだ？(拗ねた相手を またまた宥めるように顔を覗き込み あわあわと、) …す、…好き、だぜ…、(見つめられもう言うしかないと。そしてようやく気持ちを伝えられ 答えを待つように 相手をじっと見) うぅ、いじめんなよお兄様っ、( 頬を押されれば 少し喋りにくそうに上記を述べ でも口はまだ尖ったまま)

え、あ、うー…対等な関係、とか?(まさかその質問が飛んでくると思わなかったのか少し戸惑い、恋人の意味を軽く含ませた答えを選び)
…俺も同じ気持ちだ、ちくしょーめ(期待した言葉を言われると嬉しさやら恥ずかしさで更に顔を真っ赤に染め上げ、上記を述べてふにゃりと照れ笑いを浮かべて)
はぁ？いじめるだなんて人聞きがわりーな(納得のいかない顔でぷにぷにとしつこく頬をつつき)

対等な…、相棒。みたいなものか？( そう呟き "いいな、それ!"と、目を輝かせる。どうやら、ぼっち()な自分にも 相棒が欲しいと思っていたところらしい。その言葉の意味には 自慢の鈍感で気付かず) …！マジか、…( 同じ気持ちと言われ思わず間抜け顏。そして 愛らしく笑った相手を見れば 嬉しさのあまりにやけてしまい、それを隠すようにハグ。"本当に本当だなぁ!?"なんて言いながら 少しハグの力を強くする) …こっちからもプニプニするぜっ、( 相手の手を掴み 少し油断させ、そして此方は両手で相手の頬をプニプニモチモチ)

ちっげーよ！それよりも、もっと…一緒にいる…こ、恋人とかさ(ムッとした顔で否定し何でもないフリを装うために強気な表情を作り)
嘘ついてどうすんだよ。本当に決まってんだろ、ギルベルト(相手の腰に手を伸ばし抱き締め返しては甘えるように肩口に顔を埋めて頬をすり寄せ)
うわ！、…仕方ねーから俺の頬で存分に癒されるが良い(少々驚くものの上から目線でふふん、と胸を張り)

こ、恋人…。(改めて言われて恥ずかしくなったのか また顔を赤らめて、強気な表情を見せる相手に 流石ラテンだぜ…なんて思いながら ) ！…っ、( 抱きしめ 頬をすり寄せてきた相手に、本当なんだな と確信。抱きしめる手を離し、「…好きだぜ、ロヴィーノ。」と、名前を呼び相手の唇にキス。) はぁー…癒されるぜぇ…俺様好み…( ふにふに、と相手の頬を 満足げに触り)

いちいち女みてーな反応すんな！こっちまで赤くなっちまうだろ(赤くなる相手をみるときっと睨み付け)
何度も言わなくても分かるぞ、このやろー(とは言うものの幸せそうにへらりと笑ってキス受け、それから此方からも唇へとキスを返して)
だろ！頬だけは褒められるんだぜ(自信たっぷりな表情を浮かべて、されるがままになり)

だ、だってよぉっ！…っ、(女っぽいと言われ否定しようとするも、やはり照れてしまうのか 睨みつけてくる相手から逃げる様に 顔を背け、) ん、確かにそうだな。(キスを返されると 口角を緩め。もう一度ハグをし、"…ふぅ、"と、幸せのため息をつき ) だよなぁ、アントーニョも絶賛する訳だぜ…、( 相手の言うことに納得し、共感する。馴染みの友の名前を出し、コクコクと頷く。)

顔、背けんじゃねえ(不満気に片眉を上げると相手の両頬を掴み無理矢理見つめ合う状態にし)
なに溜め息ついてやがる、俺じゃ不満かこんにゃろー(聞こえてきた溜め息が幸せなものだと分からずに、きゅっと相手の背中の服を掴んで訊ね)
あいつは俺の頬を遠慮無しに触ってきやがる(唇を尖らせ複雑そうに呟き)

わ…す、すまねぇ…(急に頬を掴まれ 驚ききょとん。そして合わせてきた相手の目を見つめる。) …あぁ、ちげぇよお兄様。これは幸せのため息だぜ。( "幸せすぎて 溢れたんだ。"なんて キザなことを言って、ぎゅっと、ハグする力を強め) んなもん、こんなに気持ちいからだぜ…。(まだ相手の頬をふにふに。"…でも、もう、触らせねぇけどな、"と小さくつぶやく。)

で、結局…俺のこと対等な関係で見てくれんのかよ?(一呼吸置いたあと、震える声で不安そうにし)
…ばぁか。キザったらしいんだよ(眉を下げ嬉しそうに笑い恥ずかしさを誤魔化すように相手の胸元にぐりぐりと頭を押し付け)
なんでだよ？(呟きが聞こえると嫉妬したのかと思い、にやりといやらしい笑みを浮かべて)

…当たり前だろ、心配すんなって！( 声が震えていたのがわかり、安心させるように微笑み 頭を優しく撫でる。)
ん、そうか？本当のこと言っただけだぜ？( こう言う事は恥ずかしくないらしく、きょとんとする。ぐりぐりしてくる相手に "わ、やめろよーっ"何て言いながら 笑い )
な、何でって…そりゃあ、お兄様は俺の恋人、で…( 照れるように少し目をそらし気味に 自分の首を手で触り、ボソッと上記を述べる)

ん…。て、別に心配なんかしてねーし(ほ、と安心しては、不安だったことを悟られたくなかったのかいつもどおり不機嫌そうな顔に戻って)
お前は恥ずかしくなくても俺が恥ずかしいんだよ、このやろー…！(小さく頬を膨らませてから、頭を押し付けるのを止め｢…ギルベルト｣と特に理由は無く名前を呼びむぎゅーっと強く抱き締め甘えて)
よし。…なあじゃあその恋人のために何か食べもん奢れよ(満足そうにしてから、ふと思いついたのかずいっと顔を寄せ図々しいお願いをし)

ん、そうなのか？流石お兄様だな！( いつもの調子に戻った相手に ニカっと笑いかけ " 俺様の事がよく分かってだな！" と、心配しない＝心が通じ合ってると言う、勝手な結論に至り、)
ごめんごめ…ん、どうした。…ロヴィーノ。( 最初は頬を膨らませまた怒ったと思い 謝るが、名を呼び甘えてくる相手に 此方も名を呼び特に理由など無いのを分かっていながらどうした、なんて聞いてみて、抱きしめ返す。)
えぇー…つっても、俺様欠金だしよぉ…( 確かに恋人に何か奢りたいのはあるのだが、所持金が残り少ないのに気づき、うーん、と悩む。)

お前って、すっげーポジティブだよな(究極の結論に導かれると呆れたような眼差しで相手を見つめ)
なんでもない、呼んでみただけ。…も、少しこのままで(瞳を閉じて相手の香りで肺がいっぱいになるとばれないように少しだけ微笑んで)
しっかたねえなー…、今日は俺が奢ってやるよ(ちえ、と残念そうにするもすぐに強気に笑って)