語り部 2015-06-01 15:26:11 |
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世界について
「理想郷アヴァロン」
モデルはギリシャのサントリーニ島。島の全てが白一色に染められ、動物は多く生息するものの駒達以外の人間はいない。
周りを海に囲まれているがいくら泳いでも必ず島に戻ってきてしまう様子。
島の中心にはその天辺が窺えないほどの高くそびえる塔があり、そこからのみ今までの世界に繋がっている。
建物や設備は中性ヨーロッパを思わせ、衣食住に関わるものはどこからか自動的に配給されている模様。
また、住居や衣服等を自分のものにすると個々の駒の色へと変化し、所有権を有したこととなる。
「黄金の林檎」
島の教会に生えている果実。それを口にすることは理想郷との完全な融合、過去の世界との完全な断絶を意味し帰り道を失う。
めおとの契りを交わす際はこの果実をお互いに食べさせ合う。契りの解消には相互同意の場合と一方的な場合とが存在し、前者が互いに相手の記憶を失うのに対し後者は同意した方だけの記憶を消す。
「世界樹」
島の中心部の塔内部にある大木で、広葉樹と思わしきそれには駒達の心臓が果実のように生えている。それぞれが駒達の色に染められており心臓がなければ元の世界には帰れない。
しかし無理やりもぎ取ることは出来ず、それを取るにはいずれかの概念の鳥の力が必要。
駒が死ぬとそれは腐り落ち、代わりの駒が現れると新たな心臓が生えてくる。
「概念の鳥」
白の鳩、灰色の梟、黒の烏が存在し、理想郷を創造した概念。彼らはいずれも駒の形を取っており、自らの正体を明かさずして各々の理想のために動く。
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