ハザマ 2015-05-13 13:04:14 |
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(小走りに走ってきた相手を確認して相変わらずニコニコと見ながら)ええ、ハイ。この青くなっている試験管が魔素汚染のサンプルです。(二本の試験管を何処からともなく出すと相手の目の前に翳し)で、これが本日のサンプル。魔素が濃い程青くなります。…今はゼロですね。
…では、本日の報告書を明日の朝までに私の所までお願いしますね?(説明を一通り終えて土地のサンプルを相手に笑顔で手渡すと、提出期限のみ伝えてクルリと反転し、颯爽とその場を去り始め)
あ、はい!…へえ、なるほど?(ニコニコした上司の前で何処からともなく出てきた試験管を比較して見せて貰うと、見方を教えるとの約束をあっと思い出して真剣に見方をウンウンと聞いて)
はい…!って、ハイ…!?わ、私が作成するんですか…っ!?(上司から笑顔で手渡されるとつい流れでサンプルを受けとりながら提出期限を申し出されて驚愕し、サッと早い身のこなしで去っていく上司に思わず叫んで)
当たり前でしょうー?貴女、今日は隠れるか食べるかしてませんよー?(叫んでいる相手の声に振り返ると遠くから返し、再び背を向けたまま「期日は明日の朝ですよ-」と手を振って颯爽と去っていき)
《一旦場面変えますね?^^》
そ、そんな…ヒドイ、、…大尉の鬼っ、糸目バカっ、やっぱり大尉なんて苦手だァァ…!(厳しい上司の飄々とした受けごたえに拳を振り上げるもサンプルを握り潰しそうになって慌てて試験管を持ち直し、帰って食べようと思っていたマロンパフェを渋々諦めながらトボトボと部署へ戻り)
/了解です!
(欠伸を噛み殺してから新聞を退けると音源の方を見て)……ああ、ナナヤ少尉。ノックって言葉は知ってます?
(足を机から降ろして)おはようございます。報告書、出来たんですね?きちんと期日までに間に合って何よりです。
…顔色が優れないようですが、どうかしましたか?(帽子を片手で押さえ直しつつ相手の表情を見て)
(いつもより反応が鈍い上司の顔を珍しげに見て)え、ノックしてませんでした?って、大尉明らか寝てましたね?
…ハーイー、報告書です。(慣れない作業だった為疲れた顔をしながら報告書を手渡そうとして)えっ?そ、そうですか、確かに今朝はホットケーキ5枚しか食べてませんけど…大丈夫です(帽子を被り直す相手と目が合うと慌てて大丈夫だと手を振り)
そう、ですか。…大丈夫な量なのかどうか判断しづらいですね。(普通の人なら1、2枚の所、相手のホットケーキ5枚では判断し難く)
…まあ、あまり無理するのも良くありませんし。あまりにも体調が優れなければ
医務室へ行くか、早めに早退してください?(報告書を受け取りながら手を振る相手を見て首を傾げ)
あ、だ、大丈夫です!…ホラ!(気に掛けてくれる上司に心配掛けまいと片腕をブンブン振り回すも)ハ、ハレ…?(相手に元気な証拠を見せようとした途バランスを崩して後ろにカクッと傾き)
(相手の顔色を見ながら端の書類を取ろうと椅子から立つと)
…!っと、ほら、言わんこっちゃない…。(均衡を崩す姿を見て咄嗟に書類を持ったまま相手の腕を引き)大丈夫ですか?
う"わっ!だだだ大丈夫…で、(腕を引かれるとハッと団栗目になって、影に入る距離の近い上司に恥が先行するも体に力が入らなく)ぅ"~~視界がボヤボヤします~~…(グルグルと目を回し)
…は?だ、大丈夫ですか?(目を回し始める相手に驚いて呼び掛け)
本日は早退してください、…熱はありそうです?歩けますか?(頑丈が取り柄だと思っていた人物のここまで弱った姿を目の当たりにして大丈夫だろうかと心配し、熱を計ろうにも体温計を置いていない為に書類を置きつつ相手の額に手を置き)
ぅう…ハザマ大尉の手、体温ないです…。(相手の手が額に置かれるとヒンヤリして気持ち良く、目を覚ますも本来なら恥ずかしくて跳びずさる事が出来な居所か寧ろ相手に失礼な発言をして)
…失礼ですね。ありますよ。(体温が無いと聞くと此方も失敬なと返し)
廊下で倒れられても困りますし…ほら、肩貸します。少尉?(人を呼ぼうにも早朝なので人も疎らであり、相手には不本意だろうが取り敢えず肩を貸すと申し出ては朦朧とする相手へ呼び掛け)
あ、ありがとうご、ざ…(心配してくれる上司に迷惑を掛けて恥ずかしいやら情けないやら頭がヒートし、回る視界にパンバイキングの幻影さえ見えてきて)…み、右のパン…(パンを選んでいる気分で片手を伸ばしながら目を回して気を失い)
はぁ、…右?…ちょ、しっかりしてください、ナナヤ少尉っ?(相手の言葉で右を見るが当然何も無く、突然力が抜ける相手に慌てて腕を背中へ差し込むと体を支え、呼び掛けるが相手は目を回しており)…困りました。
=医務室=
(周囲から運ぶ姿に驚かれながらも医務室へ着くと職員の介抱もあってか何とか事なきを得たようで)
……。(医務室のベッドで眠る相手の脇で、簡素な椅子に腰掛けつつ書類に目を通し)
……んぅ"う~…、…(清潔なシーツの匂いにムニャムニャと寝惚けて目を覚まし)
…え、あ、…私…?(ぼやける視界に白い天井を映し、頭が混乱していると近くに座っている緑の髪と黒い姿を目にし、バッと上体を跳ね起こし)へ、たっ、…大尉っ?ここは…?
(栗色の瞳が覗いた事に気付くと視線をそちらへ向けて書類を持つ手を下げ)
!、少尉、…急に起き上がってはいけませんよ。(跳び起きる姿に安静を呼び掛けなるものの、目を覚ました相手を見ては僅かに安堵したよう口角を上げ)
ここは医務室です。体調はいかがです?
(不意に金の目と合うと反射的にやっぱり固まるも、相手がいつもの笑顔になると徐々に肩の力を抜き)え、あ…医務室。…、(此処に居る理由を思い出してきて急に恥ずかしくなり、顔に熱が溜まるのを感じながらハッと上司を見て)…あ、わ、私倒れて…どうやって此処に?
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