主 2015-05-01 20:14:43 |
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>鹿実
さあね、どうしようか。戻ることも終わらせることもできるけれど……
(気圧されてしまいそうなほど真っ直ぐ向けられる喜びに目を細めればゆっくり林檎を咀嚼して、飲み込むと同時に口にしたのはイエスともノーともつかない返答。期待に輝く瞳を見つめると”この紅をキャンバスに描きたい”と指が疼いてくるのだが、絵の具などというありふれた道具で彼の色が作れないことは先程の林檎が教えてくれた。ならば筆を取っても無駄なこと。どうしようか、とそこに映る自身に問いかけるようにもう一度繰り返し「君の好きな方を選んで良いよ、鹿実」答えはわかりきっているというのにあえて問い、手を伸ばすとワインレッドの髪の手触り、色合いを撫でて確かめ)
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