_____xx 2015-04-23 19:12:42 |
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渚君(>118)
…ごめんなさい。
(相手の心使いはとても嬉しくて、嫌なことを一時でも忘れさせてくれてとてもとても、涙が出るほど嬉しい。だが、それと同時に感じるこの感情は自分に甘い所為故だろうか。折角嬉しい言葉を掛けてくれているのに、確かにこんな顔をしては失礼だったかと、薄ら苦笑を浮かべて上記述べて。とんとん、とデスクの上の資料を片付けていれば不意に背中に感じる温もりに驚き、回された腕を優しく撫でていれば聞こえた言葉に、思わず小さく息を呑んで。嗚呼やはり、気付いていたのか。もう隠し通すことはできないのか、しかし言ったところで何ができるのか。僅かに視線を落とせば小さく困ったように笑い「……とある男の話です。その男はもう、長くないんです──友人の話だよ。それで悩んでいたんだ」どうしても自分の事だと言うのはどうしても伝えられなくて、眉を下げれば少しずつ話始めて)
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